☆ Horror Pottery and the Purplesand's Stain ☆

古い茶器を集める以上、出会う物の多くは中古茶壷だから、そこに人が使った痕跡が残っている。
ある物は香を炊く室内に永く飾られていたのか、蓋を取った瞬間ほんのりと白檀の香りが漂ってきたり、大切に使われてきたであろう使用感のある茶壷から、稀に洗い残しの茶柄などを見つければ、かつての持ち主がどんなお茶を飲んでいたのか想像してみたりする。
人の手を渡りながら僕の手許に辿り着いた道具を介して、身知らぬ人の営みを感じる事のできる、そんな瞬間が好きだ。
しかし、ただ古いだけの、泥だらけになって枯れてしまったような茶壷も沢山ある。
多くは店晒しになり、積もった塵芥が凝り固まったものや、そのまま野ざらし状態で死蔵されていたデッドストック物のようだが、中にはどんな運命を辿ってそんな事になったのか、落とした泥の下から誰かが使用した痕跡があらわれてくる物がある。

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蘭亭の月餅

hoshino


蘭亭では月末になると小さな篭に入った月餅がカウンター脇に並ぶようになる。
『星野京子さんの月餅』と書かれたそれは毎月40個限定。
売り切れ御免の隠れた人気商品なので実は結構競争率が高い。

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龍眼の甘い誘惑(失敗談)

honey

先日の茶会で、茶酔い止めにと三五郎さんが持って来たのがはちみつ専門店ラベイユの龍眼のはちみつ。
台湾産の龍眼のはちみつで、独特の芳香があり、甘さはすっきり、茶会でもこれを舐めながらお茶を飲んだりしていた。
龍眼といえば、お茶請けの定番の一つだし、お茶の火焙にも龍眼の炭を使うことが多いくらいだから、この蜂蜜も茶に合うかも知れない。
そう考えたら、何だか試して見ずにはいられなくなってきた。

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茶会終了

sesame

日にちを3連休の最終日と、少々ハードル高くしたにもかかわらず、遠方から参加の方もいて、ほとんどの人が、名前さえ聞いた事無い変ったお茶を延々5時間の見続けた。
お茶請けに出してもらったアンディさんの奥さん特性の胡麻プリンも、たっぷり使った胡麻の風味が濃厚で、これまた美味。

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緑の劇場

lucha


昨日は近所で仕事が引けたので、海風號にちょっと寄り道。
勿論お目当ては、そこかしこから噂が聞こえ始めた今年の緑茶。
「そうだ、緑茶でも飲む?」思惑どおり設楽さんからの一言に、
もとよりそのつもりでございますと迷わずお願いする。

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虫食いの穴で蠢くその蟲は、ユープケッチャか疝気の虫か

label

普シ耳茶について、以前から気になっていた事がある。
古い餅茶の包み紙やラベルの所々、場合によっては紙全体がボロボロになる程の虫食いの穴だ。
包み紙を喰ったこれらの虫は、どこからやってきたのだろう?
中のお茶を食い荒らす事はないのだろうか?
たとえ紙だけだとしても、虫食いになる事でそのお茶の価値が下がる事は?
場合によっては、虫入り、或いは虫糞茶入りのプーアールを気付かずに飲んでいたなんて事はないのだろうか?

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5月5日は茶片窟の日(何故?)

先の告知のお茶会は、5月5日、1時より、春風秋月にて行いまする。
まだ若干名大丈夫かな。
27日(水)一杯で締切りますので興味ある方はご一報を。

さて、昨日は緑茶の匂いがしてきたので海風號に顔を出す。生憎設楽さんは留守で新茶にはありつけず、仕切り直しと相成った。
その後、夕方から詳細を打ち合わせに春風秋月をハシゴする。

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お茶会やりたい

去年の暮れあたりから毎年、年度末の時期は死ぬ程忙しく、果たして記事の更新が出来るだろうかと懸念していたのだが、案の定ブログどころではなかった。
と、言い訳はこの辺にして、ようやく仕事も落ち着きを見せ始め、そろそろ色々と茶飲みの虫がムズムズと疼き始める。

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«どうなっちゃうのかね。