是は何ぞ?(変なお茶その2)
変なお茶は前から考えていたネタで、情報を整理しなら少しずつアップして行こうと思っていたんだけど、なんかライバルが出現したので、早めに第2弾上げておこう(笑)何せ「茶片窟」というタイトル、半分はこのネタのために考えたんだから。

さて、手のひらサイズの四角い紙包み。一見して何か判らないが、これもお茶。
これは僥平水仙包種という水仙ベースのお茶。
包種と言うと壊れやすい茶葉を紙で包んで運びやすくしたものだが、これは包みを解くとそのままの形のお茶が出てくる。何とも珍しい烏龍ベースの団茶なのだ。
本来、包種は一斤単位の大きい包みだけど、これは一回分で小さくまとめられ、多分個人が持ち歩く事を考えているんだろう。大陸の人々は、昔からこんなお茶を携行して旅をしていたのかなと思い巡らす。

きつく揉捻してないようなので、とりあえずいつもの蓋椀へ。その上からお湯を注ぐと何だかカップラーメンみたいだ(爆)暫くすると、ムリムリと膨らみはじめ、おお!これは面白いぞと見ていたが、だんだん蓋椀から溢れて危険な状態に。予想以上に茶葉の嵩があったらしい。とりあえず大きめの蓋椀に移す。
見るからに不純物が多く、水仙の灰汁の多さもあるので、何煎か洗茶して、いよいよ試飲してみる。

…枯葉だ。なんだかお茶の雑味の部分だけを集めたような、悲しい味。
香りは柏餅の葉っぱみたいで、何じゃこりゃという感じ。
かなり強い収斂性の渋味があり、それだけが水仙種の特徴を示している。しかし、4、5煎辺りからお茶の味が出てきて10煎目位の頃にはジワリとした甘味まで出てきた。水仙種のお茶は、割と立ち上がりが遅いのだが、ここまでスローなお茶は他に知らない。そして、物凄く長続きする。こんなお茶を一日中入れっぱなしにして飲んでいたから昔の茶壷は大降りの物が多いんじゃないかと勝手に納得してしまった。
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Comments
Hmmm…
どんどん、変わったお茶が出てくるので楽しみです。
ところで、水仙種の包種ということで、やはり広東か福建で作られたものなんでしょうか?
広東・福建辺りだと、華僑に多い人たちですよね。この包種を持ち歩いて、世界各地に渡っていったのかなぁ~なんて勝手に想像を膨らませてしまいました。
Posted by: chiguhagu | May 14, 2004 at 03:08 PM
ぐふふ。
たぶん、これが出ると思ってました。僕が差し上げたお茶でしょうか。(笑)
ただ、このお茶の名前は、「饒平水仙」ではなくて、[シ章]平水仙茶餅です。原産地は福建省[シ章]平市双洋鎮中村。
作られるようになったのは今から60~70年ぐらい前だそうです。昔は手で丸めて餅状にしてたんだそうです。
このお茶の特徴は、茶葉を殺青、揉捻したあと、今は木枠に入れ固めて、それを紙に包んだ後、風通しの良いところに晒して、最後仕上げ乾燥を3回するところ。1995年に福建省の農業庁によって銘茶認定されています。
だから、包んである紙に結構茶汁が付いて茶色く変色するのですね。
では、僕は明日隠しだまを(爆)
Posted by: ひらた | May 14, 2004 at 09:14 PM
ああ、知識を書くと、のーとみさんに怒られるのだった・・・。「飲んだ感想」は、うーん、微妙・・・。(笑)
Posted by: ひらた | May 14, 2004 at 09:48 PM
chiguhaguさん
詳しい説明は上記参照。
「変なお茶」の他に「まずいお茶」も考えてます。
やった人いないから(^ワ^;
ひらたさん
このお茶、出所がどこかわからなくなっていたんですが、平田さんでしたか。これでお相子ですね。
次は多分平田さん持っていないよ…と、あれどこいったかな?
Posted by: くんしゃん | May 15, 2004 at 12:26 AM
だから、そんなことで怒りませんって、ほんと(笑)。
でも、美味いと思ったかどうかは、書いてもらえると嬉しいです。
Posted by: のーとみ | May 16, 2004 at 03:33 AM